01■谷間の障害年金

 平成6年の法改正で、いわゆる「谷間の障害年金」が救済される措置が講じられたとのことですが、具体的にはどのようなことなのでしょうか。


 国民年金法の一部を改正する法律(昭和60年法律第34号)による法改正前の厚生年金保険法においては、障害年金の支給要件として「初診日の前月までに他の公的年金制度の加入期間も含めて6カ月以上の被保険者期間を有すること」とされていました。

 このため、例えば大学を卒業して会社に勤めはじめた直後に障害者となった場合年金が支給されないことが往々にしてありました。

 そこで平成6年の法改正により、当時の保険料納付状況等が現行の障害基礎年金の支給要件に該当しており、かつ当該傷病によって平成6年11月9日から65歳到達日の前日までの間に、1級または2級の障害の状態にある場合は65歳到達日の前日までに請求することにより障害基礎年金が支給されることになりました。

 ただし、この障害基礎年金は20歳前の傷病による障害基礎年金と同様に本人所得による支給停止の対象とされます。

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