13■20歳の誕生日前日の初診日と障害年金

 28歳の娘は20歳前から統合失調症で治療しています。

 区役所に障害年金の申請をしたところ、窓口で「初診日が誕生日の1日前なので、民法の規定で、その日が20歳に達した日となり、20歳前の初診ではなくなるので、しかも現在まで国民年金の保険料も納付していないので、障害基礎年金は支給されません」と言われましたが、本当でしょうか。


 20歳後に初診日のある障害は、免除期間も含めた保険料納付済期間が被保険者期間の3分の2以上ない場合、障害基礎年金は支給されません。

 が、これは「初診日の前日において、当該初診日の属する月の前々月までに被保険者期間がある場合」と限定されています。

 初診日後の保険料納付の有無は関係なく、しかも娘さんの初診日の前々月は19歳であって被保険者ではないため、保険料を納付していなくとも滞納期間というものは存在せず、2級以上の障害の状態に該当していれば障害基礎年金を受給できます。

 したがって区役所の窓口の弁は間違っています。

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