01■不服申立の第一審:社会保険審査<官>

有名無実の「形骸化した制度」


 障害年金の不支給や障害等級の処分についての不満は、まず社会保険審査官(以下「審査官」)に不服を申し立てますが、これを「審査請求」といい、いわば不服申立における第一審です。

 審査請求には期限が設けられおり、普通は通知書を受けとった翌日から60日以内となっています。

 審査官制度自体は「独任制」といって、事件を一人で審理、決定しており、しかも審査官自身はまだ席が行政側にあるため、まず公正な審理は期待できないのが実状であり、専門家(ごく少数の社会保険労務士)以外の者が審査請求で原処分をひっくり返すのは難しいといえます。

 シドニーオリンピック男子柔道の決勝で、篠原選手が審判から誤った判定を受けた時に、日本中が怒りに震えて、テレビ解説者が「こういう人には審判になってもらいたくない」と言った言葉が、まだ耳の底に残っています。

 また、その後の箱根駅伝で、審判が初歩的なミスを犯したとき、やはり野球解説者の張本勲氏が「こういう人間に審判をやってもらいたくない」と言っておりました。

 しかしながら、上記の大きな非難を浴びた二人の審判の場合、その過失はけっして「故意」によるものではありませんでした。

 それに比べて、審査官は「審査請求人を犠牲にしてでも、役人としての我が身の安泰が第一!」との感覚で、正義に反する決定を十分承知のうえでやっているのです。

 人間だれしも自分がいちばんカワイイわけですが、しかし、その私情を審査官が中立・公平であるべき職務の中で行使しているのは弾劾されるべき問題といえます。

きょうも、どこかで、新たに
障害者の方が泣いていることでしょう
障害者泣かせの審査官は まさに
 現代の悪代官です!

悪代官

全国の障害者・障害者団体の皆様!
21世紀のこの民主主義の世の中で
審査請求においては
江戸時代の悪代官のふるまいと
変わらぬことが現実に行われているのです!
本当に異常です!!

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