再審査請求の実態
不服審査の二審:社会保険審査会編

現在、社会保険の不服申立における審査制度は二審制となっています。

しかし、一審の審査官による審査制度はすでに崩壊しており、事実上、不服申立の審査は貴審査会が一手に引き受けて行う一審制と化しいます。

いまや申請者にとって最後の砦とも言える審査会ですが、昨今、役所側に迎合する傾向が強まり、かつての裁決に齟齬をきたす判断をおこなう事例が目立ってきています。

これは、社会保険の不服申立における審査制度の「危機」であると言わねばなりません。

裁判では、原告と被告の争いに対して、裁判官が中立公正の立場から判断を下します。裁判官が判決を自分で行わず、訴えられている被告の側に判断を委ねるということは、あり得ないことです。

ところが、社会保険の二審(社会保険審査会)では、被告に相当する役所側である事務方に判断を委ねているとしか考えられない裁定が多発しています。

これは、本来高い見識そして中立性が求められる、不服審査の根幹を大きく揺るがす深刻な問題ですので、公開質問状を提出しました。