02■心臓疾患による障害の方へ

人工弁、ペースメーカー装着の方は要注意です!


 公的年金では、人工弁またはペースメーカーを装着した場合、原則として3級に認定されます。

 「原則3級」ですから、症状によっては、もちろん、さらに上位等級に該当する可能性が残っています。

 ところが、この「原則3級」を「人工弁、ペースメーカー=3級」としか考えていない、知らない役人が実に多くいるところに深刻な問題があります。

 このため、たとえば市役所へ相談に行ったところ、窓口の職員から「あなたはペースメーカーをつけているので、3級だから、国民年金では障害年金はもらえない」と言われた、ということをよく聞きます。

 したがって、このことにより、人工弁やペースメーカーを装着しているために、国民年金での請求を断念させられた方だけでなく、本来ならば2級以上に該当するところを厚生年金保険で3級と認定され、そのまま不当な処分を強いられている方が多数いらっしゃるであろうことが容易に想像できます。

 そこで、もし不安な方は下記の入力フォームに従って(1)〜(8)の事項についてお答えいただき、送信くだされば実際は何級に該当するかを、お知らせできるものと思います。

心臓疾患による障害の方、専用入力フォーム


氏名: ←匿名でもかまいません。

メールアドレス: ←必ず記入してください。


(1)傷病名 ←必ず記入してください。


(2)初診日
昭和・平成)(年月)←必ず記入してください。


(3)受給権取得年月
昭和・平成)(年月)

すでに年金受給が決まった方、いま年金を受給している方(または以前に受給していた方)はその当時の基準で判断する必要がありますから、必ず記入してください。


(4)傷病の区分
弁疾患・心筋疾患・虚血性心疾患[心筋梗塞、狭心症]・難治性不整脈・大動脈疾患・先天性心疾患)←必ず選んでください。

(注)複数該当する場合は、主たる傷病を1つ選んでください。


(5)初診日に加入していた制度
( 国民年金・ 厚生年金保険・ 共済組合)

(注)夫が厚生年金保険または共済組合に加入している場合の専業主婦は国民年金となります。


(6)下記臨床所見について、該当するものをを選んでください。

 ●動悸(無・ 有・ 著)

 ●呼吸困難(無・ 有・ 著)

 ●息切れ(無・ 有・ 著)

 ●胸痛(無・ 有・ 著)

 ●咳(無・ 有・ 著)

 ●痰(無・ 有・ 著)

 ●失神(無・ 有・ 著)

 ●チアノーゼ(無・ 有・ 著)

 ●浮腫(無・ 有・ 著)

 ●頸静脈怒張(無・ 有・ 著)

 ●ばち状指(無・ 有)

 ●尿量減少(無・ 有)

 ●LivineV度以上の器質的雑音(無・ 有)


(7)下記異常検査所見について、該当するものをを選んでください。

A 0.2mV以上のST低下(無・ 有)

A 0.5mV以上の深い陰性T波[aVR誘導を除く](無・ 有)

B 負荷心電図[6Mets未満相当]で陽性(無・ 有)

C 心胸廓係数60%以上(無・ 有)

C 肺静脈性うっ血(無・ 有)

D 心エコー図で中等度以上の左室肥大と、心拡大、弁膜症、収縮機能の低下、拡張機能の制限がある(無・ 有)

D 心エコー図で先天性異常がある(無・ 有)

E 心室性期外収縮(無・ 有)

E 心房細動・粗動(無・ 有)

E 完全左脚ブロック(無・ 有)

E 陳旧性心筋梗塞(無・ 有)

E 完全房室ブロック(無・ 有)

E MobitzU型房室ブロック(無・ 有)

F 左室駆出率[EF]40%以下(無・ 有)

G BNP[脳性ナトリウム利尿ペプチド]が200pg/ml相当を超える
無・ 有)

H 重症冠動脈狭窄病変で左主幹部に50%以上の狭窄を認める
無・ 有)

H 3本の主要冠動脈に75%以上の狭窄を認める
無・ 有)

 I 陳旧性心筋梗塞があり、かつ今日まで狭心症状を有する
無・ 有)

 ★ 胸部大動脈解離や胸部大動脈瘤に、難治性の高血圧を合併したもの(無・ 有)


(8)心臓ペースメーカー:無・ 有)
人工弁:無・ 有)
 ICD:無・ 有)
人工血管:無・ 有)

(9)装着日
昭和・ 平成)(年月)←必ず記入してください。


(10)活動能力の程度(一般状態区分)について、該当するものを下記から一つ選んでください。

◆一般状態区分◆

ア)無症状で社会活動ができ、制限を受けることなく発病前と同等にふるまえるもの

イ)軽度の症状があり、肉体労働は制限を受けるが歩行、軽労働や座業はできるもの。例えば、軽い家事、事務など

ウ)歩行や身のまわりのことはできるが、時に少し介助が必要なこともあり、軽労働はできないが、日中の50%以上は起居しているもの

エ)身のまわりのある程度のことはできるが、しばしば介助が必要で日中の50%以上は就床しており、自力では屋外への外出等がほぼ不可能となったもの

オ)身のまわりのこともできず、常に介助を必要とし、終日就床を強いられ活動の範囲がおおむねベッド周辺に限られるもの

ア・ イ・ ウ・ エ・ オ)

<参考1>

上記一般状態区分を身体活動能力に当てはめると、概ね次のようになります。

区分 身体活動能力
6Mets以上
4Mets以上 6Mets未満
3Mets以上 4Mets未満
2Mets以上 3Mets未満
2Mets未満



<参考2>

上記身体活動能力とMetsの具体的な指標は概ね次のようになります。

6〜7Mets テニス(卓球)をしても平気、雪かきができる、平地を200m歩いても平気
5〜6Mets 健康な人と同じ速度で2階まで昇っても平気
4〜5Mets 一人で風呂に入れる
4Mets 庭いじり(軽い草むしりなど)をしても平気
3〜4Mets 健康な人と同じ速度で平地を100〜200m歩いても平気、ラジオ体操をしても平気、シャワーを浴びても平気、雑巾がけができる
2Mets 着替えが一人で楽にできる、トイレが一人で楽にできる
1.6Mets 一人で食事や洗面ができる
1Mets 横になっていると楽、夜楽に眠れる




上記、項目の詳細など。またはその他のご質問。
(無記入でもかまいません)



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